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コンチェルトゲート フォルテの新章 ローゼンベルク 学園と7つの世界 のブログ♪商品のお知らせと日記をちょこっと
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はこやは、ファンブルグで生まれた
父は鍛冶屋、母は果実園を営んでいました
父は頑固で無口であまり好きじゃなく、私は物覚えが始まる前から
母の果実園の手伝いをしていました
母はやさしく、自然の大事さ、栽培の喜びを教えてくれました。

収穫の時期のある日、果実園に凶暴なゴブリンが襲撃にきて
ひどく、荒らされてしまいました。
実っていた果実が奪われるだけでなく、木々までなぎ倒され
何百年と育てていた果実園はぼろぼろ

悲しみに駆られている、母や仲間を見て
はこやは思いました
ぜったいに許さない!倒しに行く!!

はこやは無謀にも、作業着のままナイフ一つもって
ファンブルグの門をくぐりぬけ、ゴブリンのすみかへ
走りました

無我夢中で、どんな敵と戦っていたのか
それとも、逃げていたのかさえわからなかった
気づいたら、傷だらけで見知らぬ敵に囲まれてて暗闇で・・・

私、もうだめ・・・
泣く暇もなく、ただ力尽きそうな私に、なにか光るものを感じた

それは、わずかに差し込む日の光を反射した
鋭い剣だった
剣は敵に向けてかざされて、私にやさしく微笑んでいるかのように見えた
意識の薄れる中、輝く剣は周りの敵を瞬時に一掃した


あれ?
私の部屋には、母と仲間が私を見てほっとしたと同時に
父が一言 ばかもの! どなって仕事場にもどっていった
きょとんとした私は、すぐに全身の傷の痛みを感じた
ベッドにいた私は、母に強く抱かれて、状況を知った
誰だか知らないペットのひよこが
傷だらけの私を家まで運んでくれたのだった

母からはいろいろ注意されてたけど
耳には入らず、ただうなづいてた
気になっていたのは、誰が助けてくれたのか?それだけだった

あの鋭い剣、まぎれもなくうちのお父さんの剣のはず
翌日、もくもくと作業している父に、誰に売ったか聞いても
ぜんぜん相手にしてもらえなかった。
何千本と作ってる武器の持ち主なんてわかるわけがない
父の冷たい言葉を聞いても、気になって気になってしょうがなかった

数日後、急に親がそわそわしていた
どうやら、ファンブルグ城の王様じきじきに依頼がきてたらしい
ここからは遠くの王国で、特別な武器作成のために
父の技術が必要らしく、出張してほしいとのこと
母にも、その土地の開拓依頼がきていた
数ヶ月、いや数年かかるらしく母は反対していたが、
荒らされた果実園の借金もあるためなくなく了承したらしい

私は、急なこともあって頭がもやもやだった
明るいファンブルグの街から出たくない、母の果実園の再建もしたい
助けてもらった人にお礼をいいたい
母に、一緒にいこうと言われたが、絶対にイヤ!だだをこねた

そんな私に、父は仕事場にこいと言われた
またきつくしかられるのかと思った
しかし、父は淡々と武器の作り方をあれこれ教えた
私一人でも、すぐに暮らしていけるように、時間のかかる果実園の栽培ではなく
武器の作りかたを教えてくれたのだった

少ししか父の仕事を見たことしかないので
急に教わってもなかなかわからない。父もそれがわかってるみたいで
とくに重要なことだけを念を押して教えてくれた

それからほんの数日で、親との別れのときがきた
私には、やみくもにゴブリンを倒しに行こうと思った決意とは違う
しっかりとした自信に満ち溢れていた
父も母も私を信じてくれて、別れの日は悲しむこともなくあっという間に過ぎた

よーし!今日からがんばるぞ!
前は嫌いだった父の鍛冶場でつくった、いびつな杖とへなへなな剣
数本作ったところで、東区にお店を出した
ファンブルグは新しい勇者で賑わっていて、すぐにお客さんに見てもらえた

★が低いのに買ってくれたお客さん、もうちょっとがんばって!と厳しいお客さん
言葉の通じない(笑)お客さん、いろいろ買ってもらえた。
作成の腕はどんどんあがった。お父さんにはかなわないけど
私を助けてくれた、男の人か女の人かさえわからないあの人が
いつか私の武器を買いに来てくれるかもしれない?そう思うとわくわくして眠れなかった

ついつい、武器作成と販売に夢中で、母の果実園のことを忘れていた
どうなっているか慌てて街から離れた果実園にいってみると
あれれ?
枯れ木と化した果実の木々の下には、黄色い花のじゅうたん
そこには、ピンクの髪を二つに結わえたお嬢ちゃんがにっこり
私のお花畑きれいでしょ☆
うんうん うなづいたけど、我に返ってここ私の土地なのって言った

彼女は聞こえているのかさっぱりなまま
んー、でもお花きれいだよ? と答えた
う・・うん。
なんだかよくわからないけど、その子ととりとめのない話をして仲良くなれた

ピンクの髪のお嬢ちゃんは、想像するにモンスターとの争いで
親と疎遠になったらしく、ひとりになっていたらしい
でも、本当のところは何一つわからない、自分の名前さえもわからない
大事にもっていたかばん一つだけで、家もないらしい
おなかがすいていたので、二人で街にもどり食事をした

お嬢ちゃんはなんだか私を好きになったみたいで
どこへでもついてくる。見捨てるつもりはなかったので
自然と二人ですごすようになった。
いつの間にか、店を手伝ってくれている彼女を
お客さんが、助手の子なんていう子?と何回も聞かれてるうちに、
お嬢ちゃんは助手って言葉が好きになって
自分で助手っちゃんと言うようになった。

ある日、助手っちゃんは、たいせつにしていたカバンから
まぶしいものを取り出し、私にプレゼントしてくれた
それはそれは黄色い、帽子と靴とワンピース

ありがとう。私は喜んで着てみると
不思議と、サイズがぴったり。とても気に入りました。
遠くからでも目立つ大きな帽子
動きやすく、作業もしやすい靴とワンピース
ポケットもあって便利!っとポケットに手を入れると
手紙が入っていた

見覚えのある字、それは母の手紙だった
「元気に武器屋はやっているかい?
お父さんもお母さんも元気に過ごしています。
つらい時期かもしれないけどがんばってね」
母のやさしさに、感激しながら、どうしてポケットに手紙があったのか?
助手っちゃんにきいてもさっぱりわかりません
これ以上聞いても意味がないと気づき、私はただただ喜びを感じていました。


よーし!助手っちゃん今日もがんばるぞ~!
新しく x はこや武器店 x という看板を掲げ、黄色い仕事着を着て
武器の腕を磨きつつ、見知らぬ恩人に出会えることを願いつつ
今日も不思議な助手っちゃんとともに、お店をはじめるはこやでした。


                                        ~ おしまい ~




そんな設定だったかな?w
以前書いてたことなど見ないで、てきとーに書いてます
暗い話になってしまいましたが、だいたいフィクションですw

さてさて、物語とは関係なく
ファンブルグには、はこやの姉妹がいましたので紹介します♪



しっかり屋のお姉さん☆ オレンジの髪と黄色がひまわりのようです
服屋さんがんばってます ・ v ・ b 最近会えないのが残念



かわいいちいさな妹☆ しっかりお店の手伝いしてくれました♪
戦闘もお店もがんばってますね ・ v ・ b

街で姉妹とも見かけたら、ちょっと幸せになれるかも? ヽ ・ v ・ ノ
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おおお~!?
全部熟読しました~しかも3回(笑
こんなストーリーがあったとは・・・え? 泣いてないですよ~~(T-T)
自分のストーリーは・・・・
ある日UFOに拉致されて、気がついたらモンマテ採掘場に
下着一枚でいたとしか覚えていませんw
カラミ 2008/10/13(Mon)09:28:40 編集
コンチェ小説
あひゃ
カラミさんはSFだったのねw
ファンブルグに来た目的はなんなんでしょう?
いろいろ想像すると楽しいね ・ v ・ ~♪
はこや 2008/10/15(Wed)00:28:29 編集
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